上野の森クリニック(心療内科・精神科)提携
上野の森カウンセリングルーム
Uenonomori Clinic Psychiatric Counseling

B子さん45才OL(強迫症状・幻聴からの回復)

B子さん45才OL(強迫症状・幻聴からの回復)

〇事例
 軽度知的障害と強迫症を持つ独身女性。「持ち物を置き忘れたのではないかとの強迫症状でその場から立ち去れない」という状態と「幻聴が聴こえる」とのことで、提携先の精神科病院に約40日間入院された。入院2日目より、内観療法を実施。1週間が経過し幻聴はほぼ消失した。そして、その後は森田療法を行い、40日目で無事退院された。B子さんの強迫症状のきっかけとなったのは、父親や兄からの強制的支配が影響していた部分が多いと推測された。B子さんが勤務していた職場で腰を痛めたことに対し、本人の意図とは逆に、父親と兄が労災で会社を訴えたことで、B子さんは大切にしていた職場が「なくなった」と感じ、そのころから強迫症状が出現。自宅から外出が出来なくなっていった。元々、母やB子さんを支配的に扱う父と兄の態度は状態化されていた。ファミリーカウンセリングを通して、B子さんと母親には「自分がどうしたいのか」をいつも考えて行動してみるように伝え続けた。約4年間のカウンセリングを通して、B子さん、そして、母親も、父や兄の呪縛から離れ、B子さんは自分自身の道を見つけ、少しずつ仕事が出来るようにもなり、また、今、同じような症状で苦しんでいる人のためにアドバイスができるようにまで回復された。母親も、夫や息子の言いなりにならず、自分自身の意見をきちんと言えるようになった。B子さんは、ある意味、父や兄に依存していたともいえる。しかし、両親の他界後のことも考え、しっかりと自分の足で自分の人生を歩むと決意し、自立を目標に、着々と準備を進められている。

※患者様の同意を得た上で、特定できない形で内容を少し変えて書かせて頂いております。

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